Martine Ferland

プロフィール

Martine Ferland(マルティーヌ・ファーランド)

President and Chief Executive Officer, Mercer
Vice Chair, Marsh McLennan

キャリア

 

マルティーヌ・ファーランド(Martine Ferland)は、マーサーの社長兼最高経営責任者(CEO)である。25,000名のスタッフを率いて、クライアントや同僚、そしてコミュニティにとって健康的かつ持続可能な未来を築くため、信頼性のあるアドバイスとソリューションを提供している。クライアントと共に、彼らが直面する課題の解決に日々取り組み、持続可能な成長を通じてより良い社会と人々への成果を生み出すことを目的とし、リーダーシップを発揮している。

 

マルティーヌは、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)、健全な社会、持続可能性、高齢化、テクノロジーによる労働力の変革について見解を求められることが多い。また、マーサーでは慈善活動に対し最も熱心なリーダーの1人でもある。彼女はニューヨーク医学アカデミーの管理委員を務め、グローバルなボランティアプログラムであるマーサーケアに積極的に参画している。さまざまな組織と提携するこのプログラムは、教育や災害への備え、復旧活動に影響力が高いイニシアチブである。

 

2019年、マーサーの社長兼最高経営責任者(CEO)に任命されるまでは、グループ・プレジデントとして各地域とグローバル・ビジネス・ソリューション部門を統括し、収益性の高い成長戦略を実行し、社内の部門を超えた協働を推進した。それ以前は、ヨーロッパおよび太平洋地域のプレジデントを務め、継続的にそして着実に収益性の高い成長を遂げ、機関投資分野でリーダーシップをとり(委任されたアセットは1,000億米ドル超)、戦略的な買収を通してマーサーの市場での地位向上に貢献した。

 

マーサーに入社する前の25年間、マルティーヌはウイリス・タワーズワトソンで経験を積み、北米とアジアにおいて指導的地位を確固たるものにした。ケベック州のラバル大学でラバル大学のアクチュアリアルサイエンス(保険数理学)の学士号を取得しており、米国およびカナダのアクチュアリー正会員である。