概要
日本企業にとって、かねてから海外企業買収による成長は最も重要な経営テーマです。クロスボーダーM&Aがうまくできるかどうかによって、次第に各企業の行く末が左右されるようになってきています。
本セミナーは3部構成+特別編とし、M&Aの各段階で立ち戻るべき原理・原則の解説と、現場での実践のヒントの紹介に注力いたします。それぞれが独立した内容となっておりますので、ご関心に応じて個別に受講していただいても結構ですし、全体を受講していただければ、より立体的にM&Aをご理解いただけるものと存じます。
セミナーでは、実際に多くの案件を支援したコンサルタントがお話をさせていただきます。少人数制で開催しますので、質疑応答やご相談なども行いやすくなっております。ぜひ、この機会をご活用下さい。
オンボーディングとは、買収先経営者を買い手グループに迎え入れるとともに、業績目標の考え方など、重要な点について買い手の考えを明確に伝え、買い手グループの幹部として適切かつ速やかに始動できるよう、各種の初期設定をきちんと実施することです。
「なぜあとになって、合意した業績目標の下方修正を求めてくるのか」「業績が悪いからといってインセンティブが出ないと重要な人材が退社する、と大真面目に言ってくるが、本当か」「資質に欠けると思わざるを得ない経営者には、どのように対峙すればよいのか」など、日本企業にとって、オンボーディングの不調に端を発すると思われる問題は決して少なくないのが現状です。
本講座では、具体的な問題事象を紹介するとともに、その背景あるいは原因を読み解き、日本企業がどのように対処すべきかを解説します。過去案件に起こっている今の問題を解決するために、また現在進行中の案件をうまく進めるために、ぜひお役立てください。
ご不明の点等ございましたら、下記までお問い合わせ下さい。
タイトル: クロスボーダーM&A 【特別編】: 買収先経営者のオンボーディング
開催日: 06 7月 2018
開催場所: 東京, Japan